20代女性の9割が興味をもっている、話題のフレーバーウォーターとは?
水に果汁やフルーツの香りなどをほのかに加えた「フレーバーウォーター」がいま大変な人気を集めています。フレーバーとは風味、香味のこと。
2013年あたりから話題になってきており、2015年には今の約2倍の市場規模になるとも言われている大変注目の飲み物なのです。
自分だけの組み合わせを作りだすことができる楽しさ
でも、なぜフレーバーウォーターがここまで注目を集めているのでしょうか?
コンビニでペットボトルコーナーを眺めてみても、ミネラルウォーターコーナーには、みかんやリンゴ等の香りが加えられたフレーバーウォーターが数多く並んでいるのは皆さんもご存じでしょう。
その人気の理由には大きく下記2つの理由があると言われています。
1つは、「手軽に自分好みのフレーバーウォーターが作れる」こと。
フレーバーウォーターには特に決まった定義はなく、天然水に果実の風味や香りを加えたものの総称です。つまり、わざわざ買いにいかなくとも、ミネラルウォーターに果実やハーブ、香辛料などを漬けて冷蔵庫で冷やしておくだけでかんたんに作ることができるわけです。
要するに、天然水に自分好みの果物を加えてあげればできあがり~という極めてシンプルでわかりやすい飲み物なんです。
入門者には、レモンやみかんなどのかんきつ類がおすすめ。輪切りにしたレモンをミネラルウォーターに漬けておくだけで、ほのかな酸味とさっぱりとした後味のフレーバーウォーターを味わえますよ。果実の量はいろいろと試して自分の好みで調整しればよいでしょう。すっきりとした味わいを好むのであれば、ミントやレモングラス、パセリなどのハーブ類もおすすめ。好き嫌いが分かれるところですが、ハーブの良い香りとグリーンの見た目が涼しげであり、暑い季節に一息入れてくれることでしょう。他にも、シナモンやショウガなどの香辛料もフレーバーに適しています。シナモンは後味がすっきりしていて飲みやすく、食事のときの飲み物にもすることができます。また、ショウガは身体を温める作用がありますので、秋冬の寒い季節に熱いお湯に加えて楽しむとよいでしょう。
上級者になると、複数の果実や野菜を組み合わせたり、分量の配分を変えたりして、自分だけのオリジナルフレーバーウォーターを作り出すツワモノもいます。気分に応じて使い分けたりするのも楽しいかも知れませんね。クックパッドなどのレシピサイトにもたくさんのレシピが掲載されていますので参考にしてみてください。
健康志向の時代にマッチしたフレーバーウォーター
もうひとつの理由は、「余分なものが入っていない自然の飲み物」という点。
天然水と自然のフルーツのフレーバーを加えただけのシンプルな飲み物。つまり、ジュースのように砂糖や甘味料などの添加物が含まれていないため甘ったるくなく、しかもカロリーはほとんど含まれていません。まさに健康志向の高まりという時代背景にマッチしたドリンクと言えるでしょう。
女性を中心に人気を集めている理由には、健康に良いだけでなく、美肌効果も期待できるという点があります。果物や野菜に含まれるビタミンCは美肌にも効果的なのですが、自家製のフレーバーウォーターだと、飲むだけでビタミンを効率的に摂取することができてしまいます。注意したいのが、保存料などが含まれていないため、長期間の保存には適していませんし、時間とともに果実の風味や香りが損なわれてしまいます。必要な量だけを作って新鮮なうちに飲みきってしまうようにしましょう。
フレーバーウォーターに最適の天然水
フレーバーウォーターに最適な天然水はどれを選ぶべきか?ミネラルウォーターなら何でもいいという訳ではありません。やはり水本来の美味しさを活かした飲み物なので、水のクオリティにもこだわりたいところ。その点でいうと、水道水を精製して作られたRO水は除外すべき。次に天然水でも硬度が少ない軟水のほうが飲みやすいでしょう。同じ天然水で採水された地域で味わいが異なるものなので、いろんなエリアの天然水との組み合わせを試してみて、相性のよい天然水を見つけ出すのも楽しいですよ。